栽培のこだわり
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“きのこ”づくりは自然の環境づくりです
“きのこ”は山の掃除屋さん。
きのこは落ち葉や枯れ木を土に戻し、その土で森を育てています。
当社のきのこ栽培は、この“森の循環サイクル”の一部を利用させてもらっています。
「空気」と「水」を昔ながらの経験と技術で使い、秋から冬にかけての山の環境を保つ空調管理栽培を行っています。
伊那谷は中央アルプスと南アルプスに囲まれた自然豊な地域です。
「空気」と「水」も自然の環境の一部です。
当社は人の手で循環を絶やさないように取り組んでいきます。
えのき茸づくりは“オガコ”づくりから
私たちは“森の循環サイクル”をえのき茸栽培で意識し、えのき茸栽培に適したオガコづくりを行っております。
森林資源として伐採された後のオガコはきのこの栽培にかかせません。
森で朽ち果てた倒木のように、木が本来持つ抗菌効果が弱くなった状態を約1年かけてつくります。
原料には、オガコの他に米ぬかを主な栄養源として用い、国産の原料を主体としたえのき茸栽培を行っています。
オガコにこだわり、えのき茸栽培が国内の自然の循環に寄与することを目指します。
一切の農薬を使用しません
きのこ栽培では、その性質上農薬はほとんど必要ありません。
本来、きのこはカビなどと同じ菌体である為、栽培に支障が出る原因としては、栽培するきのこ以外の菌体(カビなど)が蔓延してしまうものです。
きのこ栽培において、それらを防止する為に、培地の高温殺菌が行われています。
高温殺菌には、常圧での殺菌(100℃・7時間)と高圧殺菌(120℃・2時間)があり、それぞれに研究がなされ、十分に他の菌体・微生物を殺菌できます。
光をいっぱい浴びさせる
きのこは品種改良がなされていますが、本来、強い生命力を持っています。
きのこが成長しやすい環境さえ整えてあげれば、きのこはなんの問題も無く元気良く成長します。
以前より、えのき茸は『もやしのような栽培』と言われていますが、これは間違いで、光をいっぱい浴びせることで、元気の良い栄養素の高いきのこを栽培しています。